早漏の要因(肉体的・身体的要因)
肉体的・身体的要因による早漏には大きく分けて2種類、過敏性早漏と衰弱性早漏があります。
過敏性早漏
過敏性早漏とは?
過敏性早漏とは物理的な刺激に対して慣れていない、もしくは刺激に対して過敏すぎるため、射精に至るまでの時間が極端に短くなったりするケースを言います。陰茎が敏感すぎることが原因で、少しの刺激でも射精してしまう早漏で、特に10代20代の若者に多いタイプです。
性行為の経験が少なく性的な刺激、物理的な刺激に不慣れな場合は、性行為で射精しやすくなってしまいます。通常は大脳に性的刺激が伝わって射精の指示を出し射精に至るのですが、早漏の場合は大脳より先に外的刺激で、脊髄の末端にある射精中枢が反応してしまい、射精が引き起こされてしまうのです。性行為に慣れていくことで自然に解消しますが、不安を感じ、早漏が悪化する可能性もあります。
不本意に射精してしまい、射精をしても満足することができないというケースも、この過敏性早漏にあたります。
包茎などが原因でペニスが刺激に慣れていないため、脳に性的興奮が届く前に脊髄が勝手に射精をしてしまうのです。
過敏性早漏になる原因
過敏性早漏の主な原因は「包茎」と「オナニー癖」の2つです。
包茎(ほうけい)性早漏
正確な統計数字があるわけではないのですが、日本人男性の約60~70%が包茎であり、その内80%の人が仮性包茎、残りの20%が真性包茎・カントン包茎であるとのことです。
- 仮性包茎:皮は被っているけど、手で剥けば簡単に亀頭を露出できる状態です。
- カントン(嵌頓)包茎:包皮輪(包皮の出口)が狭いために、亀頭を露出しようとすると、亀頭の下に締めつけがあったり、勃起時には締め付けのために亀頭を全部露出できない状態です。
- 真性包茎:完全に亀頭に皮を被っている状態で、通常時・勃起時を問わず皮を剥く事ができません。
カントン包茎、真性包茎の場合には、泌尿器科を受診すれば、健康保険が使えるようなので、一応、ここでは、病気の一種と位置付けて、仮性包茎と早漏の関係について考えます。
早漏の肉体的要因の一つとして挙げられる代表格が仮性包茎です。包茎とは亀頭が包皮に覆われて亀頭が露出していない状態です。 この包皮が亀頭に被ったままの状態というのは、日常的に亀頭がほとんど刺激を受けない過保護の状態になっているわけですから、結果的に亀頭が刺激に弱くなります。もちろん、仮性包茎であれば包皮を剥いて挿入する事ができるのですが、性行為の時だけ亀頭を露出する場合が多いので、普段刺激になれていない亀頭は外部からの刺激に極端に弱く、女性器とこすれてその刺激への過敏な反応に耐えられなくなって射精してしまうわけです。亀頭が少し刺激をうけると、簡単に射精に至ってしまうのです。
このようなタイプの早漏を特に包茎性早漏と呼びます。
オナニーの癖
もう1つの原因がオナニー(自慰行為)です。
オナニーと早漏との関係は、大きく2つ考えられます。
1.短時間でのオナニー慣れ
短時間でのオナニー慣れも原因の1つです。周囲に気付かれないために射精を早める行為が、自律神経の交感神経を強く働かせてしまい射精してしまうのです。ようは、もしオナニーですぐイク癖があると、パートナーとの性行為でも同じようにすぐイキやすいというわけです。なぜなら、条件反射として、陰茎が刺激を受けるとすぐ射精するように体にインプットされてしまっているからです。
2.自分本位のオナニー慣れ
オナニーとは本来、自分本位で、射精したいときに射精ができますし、そういうものです。しかし、この自分本位のオナニーに慣れてしまうと、パートナーを満足させて自分も満足するというセックスではなく、オナニーのように自分が満足したらすぐにイってしまうという射精をするためだけのセックスになってしまいます。
相手のことを考えて射精のタイミングをコントロールするということができず、快感が押し寄せてくるとそれを止めることができなくなってしまうわけです。
衰弱性早漏
衰弱性早漏とは、加齢による早漏
衰弱性早漏は加齢による男性ホルモンの減少と関連して起こります。
男性は身体のメカニズムとして、加齢によって男性ホルモンの分泌量が減り、若い時には十分な勃起や持久力を持っていた場合でも、精力そのものの減退が起き、十分な勃起ができなくなったり、射精をコントロールできず早漏になったりします。
また、射精をコントロールするための筋肉である射精管閉鎖筋やPC筋(骨盤底筋)が、加齢により衰えてしまうことも、自制できずに射精してしまう原因でもあります。特に中年以降でデスクワークをメインにする職業の男性に多く見られ、性行為には満足していないのに、筋肉が弱っているので勝手に射精してしまうのです。